るり川あべ農園の紹介

棚田の写真 母屋の写真

  ここ碧山あおやま郡は遠い昔、神代の時代に、大地の神様の「碧神の命あおがみのみこと」から神示が下されました。
それは「虫がべざるものを、人がぶるるはずもなし」と言う神示でした。
その教えを守り抜こうと決意した農民の姿に神様が感動され、喜びの涙を流したそうです。
 その涙の雫が一粒の稲となり、それが「碧神の雫あおがみのしずく」の始まりと伝えられています。

   その後碧山郡の農家は、先祖代々その教えをかたくなに守り、有機肥料・無農薬農法を今日まで続けてまいりました。
 その為、残留農薬や周辺からの農薬の飛散も一切なく、安心・安全には絶対の自信をもっております。

   この環境に虫たちも安心して生息し、脇を流れる瑠璃川には夏になると絶滅危惧種に指定されている”源平ホタル”が舞う姿をご覧頂けます。
 又,3月~10月の間は、ヤマメやイワナの渓流釣りも楽しめます。

   当農園はその中でも独自の研究により、こだわりの農法を確立し、「幻の米」「奇跡の米」と呼ばれる「碧神の雫」を専門に生産している農園です。
 又、碧神山脈に囲まれた自然豊かな当農園は、棚田の為田んぼの一面の面積が小さく、機械化農業が出来ない為、ほとんど手作業で行っています。


農園の一年の流れ

4月・5月

苗の写真

  当農園独自開発の”塩水選えんすいせん”で、厳選された「もみ」だけを種籾にし、ビニールハウスの中で苗を育成します。
2時間置きに温度管理を行います。
 田んぼでは「春の田起こし」と言う、一番重要な土作りの田んぼを耕す作業を行います。こだわりの乳養菌が含まれた肥料を適量撒き、田んぼ全体が適度に柔らかく、養分が均一になる様に手作業で耕します。
(人力の耕運作業は一見の価値がありますよ。)
 その後、水を張り、土をかき混ぜ、土壌を平らにする代かきを行います。


6月

田植えの写真

  お馴染みの田植えです。今は田植機が当たり前の時代ですが、ここでは手作業で行います。
棚田の為、機械が使いにくいと言う理由もありますが、丹精を込めた手作業の方が丈夫に育つと言う事が最大の理由です。
 又、一般では梅雨時期に水を抜き、田んぼを乾かす中干氏を行いますが、当農園は水はけがよく、コンバインを使わないので中干しを行わないのもこだわりの一つです。

7月・8月

棚田の写真

  この時期に稲はすくすくと育ちます。雑草も伸びますが、当農園では雑草の一種・米友草は草取りをせずに稲と共生させます。
害虫が近寄らない効果と、稲に必要ない養分を吸収する効果があります。
 又、水(温)管理には大変な手間をかけ、水温上昇時には瑠璃川の水を流入させ微調整を行います。

9月

棚田の写真

  農業の最大のメインイベントが収穫です。コンバインは使わず、手作業の刈り取りと、はさ掛けによる天日干しが当農園の最大のこだわりでもあります。
 そして年度の最後に「秋の田起こし」を行い田んぼを耕します。通常は春の1回だけですが、秋に行う事により田んぼの状態が最良になる為です。