こだわりの国産チョコレート
こんにちは。 ショコラトリーオーシャン です。東京から船で南西にXXキロ、太平洋のちいさな島うみ島で、チョコレートの製造、販売とカフェをしています。
ショコラトリーオーシャンのチョコレート
チョコレートの原料、カカオってどこで採れるか、ご存知ですか？
ガーナ？ベネズエラ？
カカオベルトと呼ばれる赤道から南北20度までの熱帯で多くのカカオが収穫されています。
各地で採れるカカオも特色があり、大変おいしいのですが、日本でカカオが採れたらどんな味がするか、気になりませんか？
チョコレートは嗜好品ですが、その前に農作物です。育つ環境によって味、香りが異なることはご想像頂けると思います。
ここ、東京都うみ島はカカオベルトよりも北にあります。
本州に比べればとても暖かいのですが、それでも冬の気温がカカオには不向きです。
そこで、温室育ちのカカオを作ることにしました。カカオを本格的に育ててから5年、ようやく、少しずつチョコレートを作ることができるようになりました。
うみ島うまれのカカオは、とてもまろやかで優しい味わいです。
ショコラトリーオーシャンの取組
うみ島はちいさな島ですので、ショコラトリーオーシャンでは「無理なく、無駄なく」をモットーに環境負荷をなるべく少なくするよう心がけております。
温室栽培という環境に対するインパクトを与えてしまっているわたくしたちは、採れたカカオを無駄にすることなく使い切りたいと考えています。
そのため、カカオ豆の周りについているカカオパルプを使ったカカオ酢を製造しています。また、カカオポッドの殻は温室の燃料に転用しています。
うみ島は交通の便が悪いということもあり、果物、農作物を首都圏に届けるのが難しい土地です。首都圏に発送される商品は厳しい規格がもうけられています。
規格外の果物で（つまり、ちょうど食べごろということです！）季節のチョコレートやカカオプレートを作り、規格外のパパイヤで、カカオ酢を使ったピクルスも作っております。
ピクルスはカフェのサンドイッチプレートについてきます。お試しいただけたら幸いです。
まだ、たくさんのチョコレートを作るほどのカカオはできません。品切れでご迷惑をおかけすることも多々ございます。海のような大きな心でお許しください。
なお、生産量が限られているため、観光シーズンである夏季の通信販売はお休みしています。
ぜひ、一度島にお越しいただき、カカオプレートなどご賞味ください。