新種「いち恵」

　甘くて美味しい小田原産のイチゴは、子供から大人まで根強いファンが多く、市内の売り場では、 すぐに売り切れ。有機栽培で育てた安全で美味しいイチゴをたくさんの人々に届けたいという思いから、安定的に生産できるよう、日々「品種改良」等の研究に努めてまいりました。その中で、今回発見できたのが、農薬に依存せず、強く育ち美味しい味を持つイチゴ「いち恵」」です。

　糖度15～18％と、甘くて大きくてユニークな形が、みなさまに愛されることを願っています。

美味しさ＆安全へのこだわり

　イチゴは収穫すると、そこから熟することはありません。「いち恵」では美味しくて新鮮なイチゴをみなさまにお届けするため、充分に熟し、甘みが増してから収穫しています。 農薬の代わりに焼酎や酢、豆乳、納豆を砕いて水で薄めたものなども使用しています。それでも駆除できない害虫は、一匹一匹手で取り除く作業をしています。また、微生物の力で、土壌連鎖障害の原因となる菌を制御しています。病害虫に負けない強い苗の研究「無農薬イチゴ」への挑戦をしています。

食べ過ぎるとお腹がゆるくなるため、注意しましょう。

　イチゴに含まれる「ビタミンＣ」と「キシリトール」が影響し、下痢や腹痛になってしまうことがあります。「ビタミンＣ」は腸の動きを活性化し、「キシリトール」は小腸に吸収されにくいため、そのまま大腸まで運ばれたときに大量の水分となり、下痢をおこします。これらの現象は一過性のものであり身体に害はありません。有機栽培で大切に育てられた、いちご農園「いち恵」のイチゴは、妊婦さんやお子様にも安心して、お召し上がりいただけます。