看板

今のチョコレートができるまで

紀元前  チョコレートは苦い飲み物

チョコレートはメソアメリカ(今のメキシコ辺り)で生まれました。カカオ豆をすりつぶした だけのドロドロした飲み物に、バニラやスパイスで香りをつけて飲んでいました。お金の代わり になるほど高価なものだったそうです。

1528年  甘い飲み物に

メキシコに遠征したスペイン人の将軍がカカオドリンクを持ち帰りヨーロッパにも広がりまし た。
そして砂糖などを加えた甘い飲み物へと変化していきました。

1828年  ココアバター誕生

オランダ人のヴァン・ホーテンがカカオに含まれているココアバターを搾り取り、ココアバタ ーを発明しました。

1847年  現代のチョコレートに近づく

あるイギリス人が、すりつぶしたカカオ豆に砂糖とココアパウダーを加えました。
それが今のチョコレートの原形です。

1876年  甘いチョコレートに

スイス人のある人がミルクを加えてまろやかにしました。

日本とチョコレート

18世紀末

この頃の日本はまだ鎖国時代でした。長崎から入ってきたチョコレートは「しょくらとを」と 呼ばれていました。

1877年

チョコレートが初めて発売され、当時の新聞には「猪口令糖」と記載されていたそうです。