地域初のレモン農園設立
広告代理店の営業マンをやめて、何か農業をやりたいと思っていたとき、
たまたま見かけた雑誌に国産レモンの特集記事が組まれていました。
よく読んでみると私たちの地域に栽培条件がとても合っていることがわかりました。
その記事をきっかけにレモンを育てようと思ったのがこの「レモンオーシャン’s farm&cafe」の始まりでした。
レモン農園併設CAFEのOPEN
何年か経ち、レモン畑も農園らしくなり、当初はフレッシュレモンを地域に卸していましたが、
新鮮な国産レモンを使った料理を提供したいという思いから、
農園横にCAFEを設立することになりました。
もともと息子夫婦が都内でCAFEを経営しており、農園に興味を示していたこともあって
これを機会に家族みんなで農園とカフェを営んでいくこととなりました。
国産レモンの普及を目指して
国内で流通しているレモンはほとんどが輸入品です。輸入品が97％を占めるとのデータもあります。
輸入レモンは安価ですが、問題視されているのが《ポストハーベスト農薬》です。
日本では収穫後の青果物に対して農薬の使用を禁止していますが、
輸入レモンなどは輸送中に傷んだりカビたりしないよう防かび・防腐剤を使用ことがあるのです。
Organic(有機栽培)と無農薬の違い
オーシャンレモン's farm&cafeでは、レモン栽培にOrganic（有機栽培）を採用しています。
よく耳にする方もいるかと思いますが、Organic（有機栽培）と無農薬の違いって、ご存じでしょうか。
Organic（有機栽培）
微生物が自然界にある有機物を分解し、それを植物が吸収して育ち、光合成で栄養を作る。私たち人間を始めとする動物はそれを食べて生きている。土の中でも、水の中でも、地球上の生命はすべて食物連鎖でつながっています。
つまり、私たち人間が末永く健康であろうと願えば、微生物や植物の生存環境(汚染のない水・大気・土)を考えないわけにはいかないのです。
ゆえにオーガニックは、化学農薬・化成肥料、そして環境ホルモンや遺伝子組み換え技術を避けて、自然のままの健全な食物連鎖を目指すという考えのもとの栽培方法です。
無農薬
無農薬とは、書いて字の如く、農薬が無しと言う意味です。「無農薬」の表示は、生産者にとっては、「当該農産物の生産過程等において農薬を使用しない栽培方法により生産された農産物」を指す表示でしたが、この表示から消費者が受け取るイメージは「土壌に残留した農薬や周辺ほ場から飛散した農薬を含め、一切の残留農薬を含まない農産物」と受け取られており、優良誤認を招いておりました。無農薬野菜と言う言葉を聞いた時に、人によって受け取るイメージが違い、誤解されるので使用してはいけないのです。
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